walk


雨が降らないか心配だ。
天気予報は宛にならないからね。
冷たくなった僕の手を暖める方法はない。
外はもう夜に成っていた。さようならを言わなくちゃいけないことがある。
冷たくなった手はポケットの中で温もりを探している。
僕のやり方は間違っていたのだろうか?
誰か教えてくれよ!
わかんねぇや。
そんなことを考え歩く。

星の降る夜。
空を見上げた。
僕は気が付くと泣いていたんだ。
何故なんだろう?
僕の心は満たされない。
何故涙が止まらないか分からないんだ。